【2019年9月4日~11月4日】髙倉勝子美術館 開館10周年記念特別企画展


「髙倉勝子美術館 桜小路」の開館10周年を迎えるにあたり、常にはお見せしていない収蔵品に加え、髙倉家所蔵の作品、また勝子と交流のあった個人愛藏の作品をお預かりして展示いたします。

中でも【漁婦】の作品は東京五輪の開催された昭和39年、河北美術展で東北放送賞を受賞した後、同年仙台市内に開館した宮城県スポーツセンターの階段踊り場を飾っていたのですが、同センターが閉館・解体された平成18年以降不明になっていた所在がこの度改めて確認され奇しくも東京五輪がもうじき開催されようという平成30年の暮れに実に54年ぶりに髙倉家に戻ったものです。